枯れないお花とは

 

 

 

アーティフィシャルフラワーと呼ばれる、布でできた造花です

アーティフィシャル(artificial)は“人工的な”、フラワー(flower)は“花”という意味です。

 

布でできた造花の中でも、品質や表現にこだわったクオリティーの高い造花をアーティフィシャルフラワーと呼びます。

 

 

 

アーティフィシャルフラワーの特徴

アーティフィシャルフラワーとは、 お花の持つ 最も美しい瞬間を リアルに再現した 造花 です。

 

一方で、生花には 存在しない色を 表現したお花や、空想的なお花もあります。

 

耐久性に優れており 、スタイリングの自由さも魅力です。

 

欧米では以前から アートとして 取り入れられていました。

 

近年では クオリティの高さと バリエーションの豊かさから、日本でも注目されています。

 

 

 

アーティフィシャルフラワーの種類

① アートフラワー

 

絹やビロードなどの布を 花や葉の形に切抜き、染料で染め、コテをあてて形を作り、一枚一枚丁寧に組み上げたお花です。

 

大変な手間と 時間を掛けて 作られています。

 

花弁などを染めることから、『染の花』と呼ばれることもあります。

 

 

② シルクフラワー

 

名前にシルクとありますが 絹ではなく、ポリエステルやコットンを 主な素材としたお花です。

 

100円ショップにあるような、ペラペラの透けて見えるような生地のものから、百貨店で売られているような、高級な生地を使ったり 精密な造りのものまであります。

 

 

③ パンフラワー

 

メキシコや中南米で生まれた粘土手芸で、余ったパンを材料にして作るお花です。

 

最近では  樹脂粘土を使った、クレイフラワー が主流です。

 

 

④香港フラワー

 

植物体の全てを ビニールで模造したお花です。

 

かつては造花の代名詞でしたが、最近では 目にすることが ほとんど無くなりました。

 

 

 

アーティフィシャルフラワーを

長く 美しく お楽しみいただくために

① 水やりは不要です。

 

② 直射日光が当たると、色あせの原因になります。

 

    照明も長期間当たると、色あせの原因になります。

 

    → 窓際に飾ることを 避けた方が、長く 美しく 楽しめます

 

  

これらのことをご注意いただくと、長く 美しく 楽しむことができますが、お気に入りのお花を 好きな場所に飾り、居心地の良い空間を 楽しむ良さもありますよね。

 

私 個人的には、ラッピング等は外し、好きな場所に飾って 楽しんでいます。

 

そして 色あせ等の劣化が進んだら「今まで ありがとう!」と言って さよならをし、新しいアレンジメントに作り変えています。

 

長く長く 大切にしたい アレンジメント、毎日 楽しみたい アレンジメント と、飾る場所を工夫してみては いかがでしょうか?